TSUTAYAでビデオ借りてきた

ガン・ホー

80年代、日米貿易摩擦の中でアメリカに進出した日本企業と現地従業員の対立がテーマの映画。
冒頭からもの凄いステレオタイプな日本人像が出てきてなんとも言えないもにょもにょした感じが…てかシーンによっては明らかに日本人じゃなくて東南アジア系だし(笑) 「パールハーバー」で日本人像が変だったとか言う話を聞くと、結局アメリカ人の日本人観はこの20年変化無しなのかなぁ、と思ってみたり。
特に(日本人とアメリカ人の考え方の違いを描こうとしたのは分かるけど)いささか「会社のため」という部分が誇張され過ぎの感がする辺りとかは「うーん」って感じで。ま、作られたのが80年代でバブルが貿易摩擦で過労死バンバンな時代だったから仕方ないっちゃあ仕方ないのかもしれないけど。
で、後半は組合長の主人公(アメリカ人)と工場長(日本人)が協力して皆を動かし、本社が課したノルマを達成…出来なかったけど泣き落としで解決っつう凄い展開。アメリカ映画だからか? 文化的な摩擦っていう根本的な部分での問題も「一緒に共同作業して連帯感が」という何だかなぁな解決法でした。
余談だけど、工場長が千葉繁でした(笑)

ラジュー出世する

世界一の映画制作本数を誇る映画大国・インドでNo1になった映画で、アッサームからボンベイに出てきた若者・ラジューのサクセスストーリー(?)。
町で出会ったヒロインとの恋愛や社長令嬢を交えての三角関係を経て、最後にゃアクションまで入ってくるという凄い映画。
後半の展開がいささか唐突に感じたけど、これ(カラー150分)以上長くなったら見てるこっちがキツイか…。まあ、この尺の長さは歌が随所に入るせいなんだけど。
俺個人としてはこういうミュージカル的なのが好きってわけじゃない*1のと、少々お調子者なラジューが好きになれずアレだったけど、まあインド人が好きそう(?)な映画でした。

*1:別に嫌いでもないが