TENGAに挑戦

というわけで新カテゴリを作ってまで今回紹介するのは「アダルトグッズに革命を起こす」と各メディアで宣伝中の「TENGA」のカップオナホール(以下カップオナホ。ちなみに同社サイトではオナカップと呼称)の話題。
これまで私が使ったカップオナホは「Q-to」ぐらいなんですが、構造上洗浄が不可能なカップオナホは基本的に使い捨てで、洗って再使用が可能な通常のオナホールに比べ費用対効果の面で問題があったため、3個目のQ-toを廃棄してからは一切使ってませんでした。
で、今回「TENGA」が一般メディアで宣伝を始めた時も、「どうせカップオナホだろ」とちょっと冷めた目で見てたわけですが、まあ新しいものを作ってやろうという気概というか何というか、そういうものを感じたのでとりあえず一番安かった(近所のビデオ屋で980円)「ソフトチューブカップ」を試してみました。

まず外見。気を使っただけあってアダルトグッズっぽいどぎつさが無いのが特徴。でも売ってる場所がアダルトグッズ専門店やエロビデオ屋ってことを考えると、「手に取りやすい」って点ではあんま意味がない気がする……。
あと「TENGA」シリーズの構造上の特徴として、口が下を向いている(ローションが常に入り口側に寄るようになっている)のですが、従来のカップオナホの欠点である「ローションが底に溜まって入り口側が濡れない=円滑剤としての役割を果たさない」という点を克服しているのはグッジョブでした。
で、肝心の使用感ですが、かなり圧力が強いです。慣れれば中々良いんですが、最初はちょっとキツイかもしれません。「エアホール」で吸い付きを調節できますが、穴塞ぐとそれこそ動かせないぐらいの吸い付きです。
それとこの「ソフトチューブカップ」は「ソフトチューブを採用したことで、あなたの握りしめ具合に合わせて、締めつけ感を自由自在に調整可能」ってのが売り文句なのですが、そもそも形状が握りにくい(というか、握るにはちょっと太い?)ので、その辺はあまり意味が無かったような。
使用感自体は中々良かったんですが、従来のカップオナホの延長線上というか、従来のオナホをドラスティックに変えてしまうほどのモノかというと…うーん、微妙。
カップオナホの宿命である寿命の短さ―すなわち「耐久性の低さ(入り口のスポンジ部が剥離する)」「洗浄ができない」という欠点を考えると、ヘビーユーザーは通常のオナホールを使ったほうが無難だと思います。


オナホールは使ったこと無いけど興味がある」「彼女(orセフレ)がいるけどたまにオナニーもする」といったライトユーザーの入門用としてはまあ、良いんじゃないでしょうか。