コミケ初心者が金をかけずに夏コミを満喫するには?(8/7修正)

現在、私の銀行口座の残金が1万円。
奨学金振込みまでの数日をこの1万円で過ごさなければなりません。
しかも奨学金を貰っても、前々回や24耐の時と同等の予算を組むのは不可能
(てか、家賃も払えない)という厳しい状況です。
ここでサラ金なり消費者金融なりに手を出すのがヲタク的には正しいのでしょうが、
如何せん親のスネを噛る学生の身。
そこまで墜ちるにゃまだ早い、ってことで、金を使わず夏コミを楽しむ方法を考えてみました。

【コスプレを見に行く】

まずはスタンダードにコスプレ見学。
ただ見るだけでも良いし、(もちろん断ってから)写真撮影するもよし。
「ちゃんとしたカメラ持ってないし…」て人も、デジカメで撮影してる人も結構多いので大丈夫です。
私なんか、インスタントカメラ使ってたこともありましたし(笑) 一瞬「え…?」て顔されましたが、大抵の方は快くに応じてくれました(撮影させて下さった方々、その節は本当にありがとうございました)。
コスプレってーと女性キャラばっかに目が行きがちですが、ロボットやら特撮やら、メディアに載らないかぶりモノ系のコスプレが見られるのも楽しみの一つです。これが本当によく出来てるんですよ。
去年の夏ではエルリック兄弟の弟が会場に何人も居たり(笑)

【企業イベント・無料配布に参加】

スタンダードその2。企業ブースについて思うところがある同人スキーさんは多いでしょうが、
ここはひとまず楽しみましょう、ということで。
エロゲメーカーの無料体験版・紙袋の配布やデモ上映、企業が配ってるうちわやらパンフ、各ブースでのライブやトークショーなどなど、タダで楽しむ方法は色々。
オーガストの体験版無料配布の凄まじさなんかは有名。
イベントでは去年の夏、Lassのジャンケン大会に参加したのですが、「桜華」のえちぃPOPを抱えていった勇者が居ました(笑)
あと、時間終了後に販促で配ったポスターを無料配布してたエロゲメーカーもあったので、時間があるなら最後まで居残ってみるも一興です。

【作家さんと触れ合う】

私は秋田人の例に漏れず(?)割とシャイなのでやらんのですが、実際に好きな作家さんの顔を拝む、て人も割と多いようです。
即売会は発信側と受け手の交流の場、ってことですか。
もちろん、混雑時に挨拶に行くのは避けた方が良いし、いくら「金を使わず」ったって顔だけ見て何も買わないで帰るってのも感じ悪いですけどね。
そういや、知人に某大手さんの顔を拝みに行ったり、サークルに差し入れしてる人もおりました。
さすが信者パワーは凄い……。

【新規ジャンルの開拓】

普段絶対見て回らないジャンルを見て回ります。
三日目ならBLとか評論とかでしょうか?
人が少なくなる昼過ぎごろが吉かと思います。
完売してるサークルも増えて、衝動買いの心配も減りますし……。
もちろん、本をチェックするときは最低限のマナーとして「見せて頂いていいですか?」「ありがとうございました」ぐらいの挨拶は必須。「売り物」ですので丁寧に扱ってください。
気になったサークルは控えるなりペーパー貰うなりで後でネットでチェック、とか。
次回以降の計画にも使えそうです。

【ヲタさんとヲタトーク

稀に早朝からの待機列や大手列なんかで、隣に並んだ同類の方と世間話が弾むことがあります。
まあ、実際には話が苦手な人のが多いでしょうし、知らない人にいきなり話かけられても……
てな感じで難しいでしょうが。
そういうこともあるよね、程度のお話です。

【ヲタクウォッチング】

特に非ヲタにとっての夏コミの楽しみ方。
要するに「きんもーっ☆」ってやつですね。
たぶん1時間もすれば飽きて帰りたくってきます。
ここ見ちゃうような方にはおそらく縁が無いですね。
やるのは勝手ですが、口に出して馬鹿にしたり指差したりはご法度。失礼です。
ましてやブログやらmixiに書くなんてのはもってのほか。心の奥深くにしまっておきましょう。

【非ヲタウォッチング】

逆に会場周辺での非ヲタの方々の反応を楽しみます。
サンクリの参加経験がある方には、
サンシャインシティから迷い込んできた親子連れの当惑の表情を楽しむ感じ」
と言えば分かってもらえるでしょうか?
具体的スポットとしてはパレットタウンとかお台場冒険王あたり。
美少女ゲームの紙袋やら「ぴくせる☆まりたん」の「シゴいてやる!」紙袋を見た非ヲタさんのリアクションに自虐的な笑いを感じるのも、それはそれで楽しみかも(笑)

【無線ワッチ】

広帯域レシーバーを持ってる人限定。
累計30万近くの人が押し寄せる夏コミ。
出入りの業者やスタッフの数も膨大になり、必然的に連絡用の無線も多く使われます。
また、一般参加者でも携帯が使えない(特に西館の一部では基地局のエリアの関係で隙間が出来るとか?)が為に、無線で連絡を取り合ってる方々も多いです。
そういった無線を聞いて、使用者を特定したり舞台裏を垣間見たりするのもまた楽しいものです。
ただし、バッテリー残量と電波法違反には気を付けて下さいね……。
ちなみに会場で使われてると見られる無線は以下の通り。

各無線の受信方法に関しては「おもしろ無線受信ガイド (Ver.07) (三才ムック (Vol.127))」を参照するか、「おもしろ無線」で検索するかお願いします。
無線については機会があれば、またどこかで。

【まとめ】

まあ、いくら「なるべく安く」と言ったところで、交通費やら食費やらは当然かかるわけで……
もちろんカタログは購入すべきですし、「即売会」である以上、やはりメインは本の購入。
事前になるべく充分な予算を用意出来るようにするのが望ましいですよね。
それでも予算が微妙、ってときには、上記の中から色々やってみるということで。
「この世でもっとも楽しい地獄*1
C70に参加する皆さんの健闘を祈りつつ、サークルチェックに戻ります。
ではでは〜