鳶嶋工房 / コンピュータゲーム / エッセイ / ゲームと台詞の関係(かーずSP)

とりあえずエロゲに限って書きますと、ユーザーの側もこういうのに慣れてて、こういうのを求めてしまうって側面もあると思うんですね。
名前が出るのも、例えばアドベンチャーであればイベント絵以外では立ち絵方式を採用している以上、誰が喋っているかを明確化するためにも効果的でしょうし。
表情ウインドウに関しても同様。エロゲでは立ち絵のバリーエションがそれなりにあるので、その辺は余り気にならないけど。
続いてフキダシですが、これはアドベンチャーの場合、製作側の手間の問題でしょうね。メッセージウインドウを廃した作品としてはFFD(フローティングフレームディレクター)を採用したリトルウィッチの一連の作品や、立ち絵形式ながらフキダシと字幕を使い分けていた「パンドラの夢」がありますが、普通のADVでこれをやるのは大変でしょうし。
音声に関しては…エロゲの音声に関しては議論があるのでここでは棚上げ。ただ、いちユーザーとしての感覚では、ADV形式のエロゲでは現状のまま(テキスト+音声)を望みます。
しっかし、こーいう所に疑問を感じない辺り慣らされてますね、俺らは。