どうしてガンダムやエヴァが戦争で実用化されないの? : 【2ch】ニュー速クオリティ

まあ、本文中で主張してる人も居ますが、人型兵器はナンセンスですよね…。
前面投影比が大きく、全高がどうしても高くなる以上、格好の的だし。
機動力が高いというけど、二足歩行が車輪やキャタピラより早いという確証は無い…というか、姿勢制御や足回りの負担を考えると、装甲車や戦車の方が良いかと。
おまけに不整地の走破性に関しても、「そもそも戦車が入って行けない/走破できないような地形を二足歩行で突破できるのか?」って疑問があるし。
それに関節が多く、姿勢制御に多大な手間を要する二足歩行ロボットはどう考えても脆弱。
ついでに乗り心地は最悪ときたもんだ。


というか、そんだけナンセンスだからこそ、いわゆるリアルロボットアニメはいかにして人型兵器が存在するかを設定でこじつける努力をしてきたわけで。
たとえばそれはミノフスキー粒子だったり、ダグラムのXネブラだったり、マクロスゼントラーディ人だったり、レイバーの作業機械って設定だったり、ガサラキの市街戦という限定された用途で、しかも別の目的が開発に隠されてるって設定なわけですな。
先人達は偉大です……


で、本文にも出てきますがむしろ実現の可能性が高いのはパワードスーツでしょうね。
米軍が研究してるパワードスーツ(前に「ハーディマン」とかいう奴が失敗してましたが、最近のロボット関係技術の進歩でまた作り始めたらしいです)は身体能力の強化と歩兵装備の増加…すなわち、より多くの荷物や火器を携行できる、というのがウリのようですが、例えば小林源文「RED SUN RISING」(「日米決戦2025」収録)や新堂潤「red Eyes」のような「補助動力付ボディーアーマー」って在り方もアリかもしれません。先進国では兵隊一人の命の値段が高いですから。
まあ、そんなことが無くても、地域紛争が多発する現代では歩兵の重要性は(多分)増すばかりでしょうし、その流れの中で歩兵の能力を向上させよう、というのはある意味当然なのかもしれません。
…動力とか大変そうですけどね(汗)
「red Eyes」ではバッテリーセーブ時でも15時間の稼動が限界、「人狼」のプロテクトギアに至っては動力押井監督自身が「メカフィリア」の中で「装着者の筋力」と開き直って(?)ますし。現在米軍が開発中の奴も稼働時間24時間程度が目標だそうです。その点、小説「スティール・ウルフ」に登場した「ハデス」は支援車両からのマイクロ波による電力供給+内蔵バッテリーっていう方式で稼働時間の問題を解決してました……まあ、支援車両が居ないと何もできない(15分程度しか動けない)んじゃどうしようもないんですけど。


とりあえず、個人的にはパワードスーツは軍用よりも「特警ウインスペクター」や「救急戦隊ゴーゴーファイブ」のような災害救助に使われてくれないかなぁ、と思ってみたり。 
私は「軍隊は必要ない!兵器は必要ない!」とか言う空想的平和主義者では無いですけど、それでもやっぱり技術は人を殺すためじゃなく生かすために発展して欲しいです。


ついでに

48 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/03/15(水) 18:04:19.85 id:uQ4OBvWM0
とりあえず>>1はこれを見るべきだ。
http://www.youtube.com/watch.php?v=vad476uNHqE

↑これ見て

http://webrider-action3821.hp.infoseek.co.jp/matomesite/matome.html

↑これを思い出した。